【パワースポットの神社でお抹茶体験】
前回のようす
#常陸国総社宮 @hitachisosya
「令和四年 總社園遊会」
にて初心者のための
ワークショップを開催いたします
抹茶初体験の方でも
ご自宅で抹茶を楽しんで
いただけるようになります
最後にはご祈祷もしていただけます
常陸国 国府の総社として創建され
現在も大切に神祭りを守っている
千年以上歴史のある神社です
素晴らしい菊に彩られた境内で
他にも様々なイベントが開催されます
ぜひご参加ください❁
日時:
11月27日(日) 15:00〜16:00
参加費/お一人:
1000円 (菓子・抹茶つき)
定員:
先着順 10組20名
※ お一人でお申込みされた場合は
別の方と二人組になっていただきます
服装:
正座した時にお膝が隠れる
服装でお越しください
場所:
「常陸国総社宮」
茨城県石岡市総社2丁目8-1
お申込み方法:
お電話 か メール
HPお問合せフォームより
「茶道ワークショップ申込み」
とお伝えの旨お申込みください
↓ 常陸国総社宮社務所↓
電話:0299-22-2233(9:00〜17:00)
メール:soushagu@poplar.ocn.ne.jp
HP:https://sosyagu.jp/contact/
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「事始め」
・冬の和歌
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・正午の茶事の流れ
・冬の和歌
・員茶
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メール送信してください
茶道教室はただいま満員のため
ご見学・ご入門の受付をしておりません
8月 笠間教室 茶道稽古
今年は全国的にお祭りや花火も再開され
皆さま夏を満喫されていることと思います
夏にいただく熱い抹茶も
スッキリして美味しいですが
お湯を沸かすのも辛い
そんな時はぜひ冷抹茶を
お楽しみください
稽古は「員茶」
七事式は「折据」という
紙で作られた入れ物に札を入れ
くじ引きで役割を決めます
点前によって折据の大きさも様々
員茶は一番大き「大折据」に
偈頌(稽古をする上での心得)は
「老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山」
あれこれ考えず
寝転びながら山でも眺めましょう
というなんとも呑気な…
と思いきや
実は 全てを会得した境地
十牛図でいえば
しかし今回は
クラクラする様な酷暑の最中
という事でご勘弁をいただき
楽しみながら稽古をしました
初めに全員で札を引き
それぞれ札に描かれた
花が割り当てられます
「札元」は札を引く役で
引いた札の花の名前を呼びます
当たった人は
干菓子と抹茶をいただけて
次の方のためにお茶を点てる
ということを繰り返します
他の七事式に比べると
優雅な時間が流れます
暮れがたき 夏の日ぐらし ながむれば
そのこととなく 物ぞ悲しき
伊勢物語 45段「ゆく蛍」より
涼しい室内での読書
夕暮れ時のんびりとお散歩
いつもより長い日なかを
楽しんでください
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「重陽の節句」
・秋の和歌
・水屋仕事
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・炉について(予定)
・秋の和歌
・中置
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開催いたしました
庭園美術館ゆかりの
ルネ・ラリック へのhommageから
あくまでガラスにこだわり
青木美歌さんが作られたガラスの
茶道具等を用いた特別な茶会です
青木さんの作品とみずたまりが
夏の景色に溶け合います
ラリックの香水瓶には
守住さんの点前
庭園美術館の茶会で茶道に出会い
Ce qui est créé par l’esprit est plus vivant que la matière.
精神によって創られたものは
和歌や禅語、菓子、花、庭、工芸、着物、茶室等々、日本の総合芸術
から成り立っています
必ず誰にも興味がある部分があるはず
だから茶道は面白いですね
大化の時代から数えて
248番目に、はじめて国書由来である
万葉集から生まれた「令和」という時代
私達はこれからも
伝えていきたいと思います
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「重陽の節句」
・秋の和歌
・水屋仕事
「茨城 笠間教室」
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・炉について(予定)
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7月 市ヶ谷教室 茶道稽古
いつもより少しだけ
涼しかった今日
爽やかな和装や浴衣を
着てきてくれる生徒さんが
多くいらっしゃいました
夏の和装は
見るかたに涼感を与えます
これは私の印象ですが
水着やワンピースよりも
不思議と
木陰や風を感じるような
心地がして落ち着きます
花は
粟 紅花 禊萩
禊萩は精霊棚の供物や仏花として
お盆に欠かせない花です
粟の花は
フラワーアレンジメントで人気があります
実りの季節は
まだ先に感じますが
8月1日(朔日)の略で
別名「田の実の節句」
ともいわれ
田の神様に豊作を祈る日です
農民の風習が
中国の文化と交わり
やがては武家に欠かせない行事として
「頼みの節句」として姿を変え
現代の「お中元」となりました
朝顔や つるべ取られて もらひ水 加賀千代女
朝顔 といえばこの俳句
夏にはカラッとしていて良いですが
やはり茶の湯には和歌が似合います
しかし
朝顔も遣唐使が持ち帰ったもので
ふるく和歌に詠まれている「朝顔」は
朝に開く花
桔梗や木槿ではないか
といわれています
うちつ けにこし とや花の色を見む
置く白露の 染むるばかりを
急に花の色が濃くなった様に思われる
そこに置いた白露が染めているだけなのに
けにこし「牽牛子(ケンゴシ)」こそが
私たちの知っている朝顔です
暑いなか毎日お疲れ様です
頑張った日は乾杯
リフレッシして乗り切りましょう
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「重陽の節句」
・秋の和歌
・水屋仕事
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・歳時記「裏千家歴代その2」
・夏の和歌
・員茶
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7月 笠間教室 茶道稽古
この季節の茶席に
「蟹」が登場することがありますが
これは
俳句でも 蜘蛛 を
細蟹 や 笹蟹 と表現します
蜘蛛は糸を連想させ
糸 といえば 織姫
ということですね
稽古は 茶箱「和敬」
裏千家十五代 鵬雲斎大宗匠の
お父様 淡々斎 が考案され
学徒出陣で海軍航空隊飛行科の
予備学生(特攻隊)として
入隊された際にも仲間に
和敬点でお茶を差し上げたのです
和歌は
伊勢物語 45段「ゆく蛍」より
ゆく蛍 雲のうへまでいぬべくは
秋風ふくと 雁につげこせ
↑ 絵の素晴らしい解説が載っています
ぜひご覧ください
飛び行く蛍よ
雲の上まで行くことができるならば
下界ではもう
秋風が吹いていると雁に告げてほしい
自分を恋い慕いながら
会うことも叶わず亡くなってしまった
娘を思い読んだ歌です
蛍の儚げな光は
死者の魂に見立てられました
雁は中国の故事では
手紙を運ぶもの
と考えられていました
漢詩を学ぶのは当時の男性の嗜み
疫病を運んでくる暑さと
やりきれない悲しさに沈む
夏の夜
涼風に誘われて
美しい蛍に慰められ
秋の訪れを感じ
雁に想いを託す・・・
なんと奥深い味わい
もののあはれ
物語と同じような
暑い夏の日
蓮が咲き始めました
今年は花たちも急ぎ足ですし
すぐに参っています
そんな日には
夏の着物や浴衣は
本当に見目涼しく
良いものですね
装いは自分だけのものではない
と実感させられます
浴衣でお出かけして
皆さんに涼をお届けしてはいかがでしょうか
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「八朔」
・夏の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
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・歳時記「裏千家歴代その2」
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6月 市ヶ谷教室 茶道稽古
「竹 葉々起清風」
梅雨にも入り
日本の夏らしくなってまいりました
京都のかたは
夏に涼しい風が吹くと
「天からの余り風や」
言っていたのを思い出します
紫陽花 と ブルーベリー
笹に願い事をかけるのは
神様が降りてきやすい植物だからです
蹴鞠の結界にも立てますし
能では「狂い笹」といい
気が触れた状態を象徴する持ち物でもあります
この世の者ではない 神懸かった存在
ということでしょうか
今とは違う古の姿も風流なものです
「七変化」
紫陽花をモチーフにした菓子でも
お店に寄って表現はさまざま
茶席では想像力が膨らむ
抽象的な表現が好まれます
「紫陽花」と直接言ってしまうより
「七変化」と表現することで
しとしと降る雨の風景や
雫に濡れて日々移り変わる
紫陽花の美しさを思い描けます
「飛泉障り」
と銘をつけられました
日本庭園の役木の名称で
滝に奥行きを持たせます
これからの季節にぴったりの清涼感と
足を踏み入れた茶道の世界を
もっと深めたいという願いを込めて
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「八朔」
・夏の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・歳時記「裏千家歴代その1」
・夏の和歌
・茶箱
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6月 笠間教室 茶道稽古
「千山添翠色」鵬雲斎大宗匠筆
雨が緑を深めています
田植えが終わり
作物を育てる雨を
「慈雨」といいますが
和紙の原料
楮の実も鮮やかに
花たちも続々と咲き始め
これはもう
籠花入を使わずにはいられません
大山蓮華の
素晴らしい蕾もつきました
暑くなってくると
水が恋しくなります
稽古は 名水点や
釣瓶の扱い
平水指 で涼やかに
現在はもう湧水が無くても
三栗の 中に向へる 曝井の
絶えず通はむ 彼所に妻もが
高橋連虫麻呂
と 万葉集にも歌われた
曝井(さらしい)は
恋愛のパワースポットでもあります
ぜひ訪れてみてください
6月から茨城でも鮎釣りが解禁となり
渓流釣りを楽しみにしている
生徒さんもいらっしゃいます
奥伝は「大円真」
炉と風炉の両方の点前をしてみて
やはり台子のお点前は
風炉が相応しいと実感いたします
7月10日にお参りするだけで観音さまと
四万六千日分のご縁をいただける
という とても特別な日
どこからこの果てしない数字が…?
と思いますが
一升分の米粒の数だそうで
一升と一生を掛けた
これから暑さ厳しくなりますが
歳時記とともに暮らしを彩り
楽しく乗り切りましょう
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「八朔」
・夏の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
2022年7月1日(金)
・歳時記「裏千家歴代その1」
・夏の和歌
・茶箱
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茶道教室はただいま満員のため
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「青山緑水是我家」
初夏を迎え、美しい翠に覆われた
山居の茶会となりました
令和4年5月21日
皇室ゆかりの 重要文化財 茶室「光華」
東京都庭園美術館 にて
第六回「重文わかる茶会」を開催しました
茶会の仕組みやマナー、楽しみ方を学ぶ
日本初の「茶会を知るための茶会」です
はじめに「茶会」とは何か?
茶会のマナーやエチケット
趣向を楽しむ方法をご説明致しました
◼待合/広間
待合とは、茶会の趣向を暗示する
大切な場所である事等をご説明しました
令和4年5月21日は浅草「三社祭」初日
本日は花のお江戸の茶会です
浅草神社の御神紋「三網」
隅田川でいつものように
貧しい漁師の兄弟が漁をしていると
網には人形しかかかりません
土地の知識人により観世音菩薩像と分かり
拝むとその日から大漁続きに
村は大変豊かになりました
貢献した三人を祀る 浅草神社 として
三枚の干網が並びます
それにあやかりたい
後の世の有力者に浅草神社は信仰され
のちに 浅草寺 が建てられました
床は喜多川歌麿の浮世絵
「難波屋のおきた」さん
江戸時代 浅草に実在したお茶や難波屋
その看板娘のおきたさんは
度々 歌麿のモデルになった事で
江戸随一の美人として人気を博し
あまりの人気さゆえに
幕府より記名が禁止され
反骨精神の知恵「判じ絵/なぞなぞ」が
生まれました
この「判じ絵」なぞなぞの答えは一番最後に
書院には
永遠の吉祥水の流れを表す「観世の仕舞扇」
「観世」という名前も奈良の長谷寺
初瀬の観音様から生まれています
江戸幕府の庇護を受けた観世流は
江戸で多いに発展しました
このように茶道は点前ばかりでなく
密接に関わっている事を皆さんに
理解していただく事ができました
またこちらでは 皆さんと一緒に
菓子の頂き方を学びました
本日の菓子は
ありとあらゆる形に姿を変え
私たちに救いの手を差し伸べる観音様の
水の姿 銘「灑水/しゃすい」です
神楽坂 梅花亭 さんに特注しました
翠に耀く池を愛でながら
しっとり美しい露地へと進みます
◼露地から躙口へ
「露地はただ浮世の外の道なるに
心の塵をなどちらすらむ」
利休居士の露地の心得を解説し、
蹲踞柄杓の扱いを学びます。
躙口の意味や、くぐり方を学び
いよいよ本席へ
◼本席/小間
床は江戸時代から茶花として用いられた
芍薬と唐松の新芽を「粋」に入れました
観音様を引き揚げた漁網を
波千鳥が讃えています
時代は令和に変わりましたが
江戸の粋と いなせは
今もTOKYOに息づいています!
浮世絵の中の茶碗でおもてなし
私達はこれからも
伝えていきたいと思います
最後に学芸員の板谷さんからは
朝香の宮殿下が作られた
重要文化財 茶室「光華」が
茶室・露地ともに当時のまま保存され
今もこうして 移築なしに活用されている事の
素晴らしさを解説いただきました
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「七夕の節句」
・夏の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・歳時記「鬼灯市」
・夏の和歌
・名水点
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5月 市ヶ谷教室 茶道稽古
坐忘斎お家元筆 「一峰雲去来」
夏は雄大な景色と
忘れてならないのは
半年分の汚れを払う
笠間稲荷神社 の 茅の輪
本来は6月30日ですが
暖かくなり5月からは風炉になります
今年初めて ということで「初風炉」
といいますが
市ヶ谷教室の皆さんにとっては
まさに人生初の風炉
湯・水・茶を点てる時
で柄杓の扱いが変わります
陰陽思想から形を変えていますが
難しいことは置いておいて
お客様に退屈させないために
見せ場として
長年茶道を続けても
形を崩さず決めていただきたい部分です
菓子は
生徒さんから
「これは露ですか?」
という質問が
実はこれ
・・・
虫の卵なんです
詳しくはコチラ
毎月お知らせしている展覧会に訪れて
根津美術館のサプライズに感動された
生徒さんが多くいらっしゃいました
毎年5月を心待ちにしてしまいます
そして
茶杓削りにチャレンジした生徒さんも
菓子切りも製作されました
初めてとは思えない
素晴らしい作品が完成しました
茶会を開催する際には「銘(名前)」をつけて
茶席を彩る日が楽しみですね
茶道は
点前だけでもその方の性格が現れますが
道具を選び 組み合わせて
花を摘み いれます
行き着く先には「選ぶ」では飽きたらず
創造的で刺激的な世界なのです
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
次回の稽古は
・歳時記「七夕の節句」
・夏の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
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・夏の和歌
・名水点
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5月 笠間教室 茶道稽古
笠間では陶炎祭が開催され
そこで購入した見立ての茶碗を
お稽古に持ってきてくれた生徒さんや
5月5日には生徒さんより
『今日は柏餅を食べて菖蒲湯です』
という嬉しいメッセージが届きました
苧環(おだまき)
莢蒾(がまずみ)
を 粽花入 に
匂袋を飾りました
来月末にも1年の半年分の厄を祓う
大切な行事がありますが
今回は憂鬱になりがちな
雨 の楽しみについて
お話しをしました
「露地笠」や「露地下駄」
は雨や雪の日だけの特別な道具です
傘・雷・虹…と
様々なモチーフが挙げられ
茶の湯で雨は風情となります
室礼や道具組だけではなく
雨の日には
桜のピンクが濃く見えたり
雨に降られる毎に
新緑の緑が深まっていくように
感じませんか
水の面に 綾織みだる 春雨や
山のみどりを なべて染むらむ
伊勢
水面に映る縦横の雨を織物に見立て
あえて 染める という表現を選んでいます
日本人の雨に対する
繊細な美意識が感じられる歌です
梅雨時の歌でいえば
五月雨に 物思ひをれば 時鳥
夜深く鳴きて いづち行くらむ
紀友則
雨の日はふと
物思いに耽ってしまうもの
いつの間にか時がたち
夜も明けそうなことに気づく…
時間が凝縮されたような歌
皆さんも雨の美しさ
見つけてみてください
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
✴︎茶室にて炭火でのお稽古です
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