4月茶道稽古 端午の節句・鯉のぼり・菖蒲・薬玉・粽・柏餅・早乙女・透木釜/海老澤宗香 茶道教室 東京九段・茨城笠間

 

もう夏のような日差し晴れ



庭のツツジも藤も満開です





みかの原 わきて流るる 泉川
   いつ見きとてか 恋しかるらむ
                中納言兼輔



水辺が恋しくなる頃ですね




暑くなってくると
透木釜(すきぎがま)にします



羽が有る釜で



炉壇に引っかけて火にかけ
羽で覆うことによって
暑さを感じる火を
お客様に見せない心配りです



4月21日 海老澤宗香茶道教室でのお稽古
毎月生徒さんの暮らしに

役立てていただくため
次月の歳時記のお話をしています

来月5月のテーマは「端午の節句」



元々は中国の風習で
なんと毎月
初め(=端)の午の日に
強い香りで
厄払いをしていました

それが日本に渡って
1000年以上経ちますが
今でも菖蒲湯などの風習が
受け継がれている
継承の国 日本は

素晴らしいですね

当時の様子は
枕草子36段にも
詳しく記載されていて
筆者である清少納言も
宮中から庶民まで
一体となって楽しむ
最高に素晴らしい節句
だと書いています

当時は軒先に菖蒲の葉を並べる
「軒菖蒲」がメイン行事



菖蒲の強い香りで
邪気を追い払う習慣です
菖蒲湯も同じことで
体の穢れを香りで洗い流します



香りつながりで
「薬玉(くすだま)」
というものもあります
麝香・沈香・丁子・甘松・竜脳
を錦で包み5色の紐を垂らした
艶やかな飾りです
柱に下げて香りで魔を除けます





今では5月5日は
男の子の日とされていますが
それは江戸時代以降のこと
元々は女性に縁が深いものでした

端午の節句は田植えの季節
早乙女と呼ばれる
田植えをする女性たちは
家などに籠って身の穢れを祓い
田の神様を迎えていました



多くの人が農業をして
暮らしていた日本
田植えのための行事には
貴族たちも夢中になり
豊作を祈る「田楽」から
「能」や「狂言」などの
芸能がうまれました





江戸時代には武家文化が
主軸となります
菖蒲が 勝負 に通じたり
菖蒲の葉の形が刀を連想させることから
端午の節句は武家にとって
思い入れの深い日となり
男の子のための行事へと
変化していったのです



鯉のぼりは
「登竜門伝説」からきています
中国の黄河にある急流の難所
「竜門」を上りきった鯉は
龍となって天に昇っていく
という伝説から
男の子の出世を願って
掲げられます





そして端午の節句に
欠かせないお菓子「粽(ちまき)」
も中国からやってきました




中国戦国時代の楚の
政治家・詩人である屈原が
自国の将来を嘆いて
5月5日川に身を投げました
彼を慕う人々が命日に供物を捧げますが
川に住む悪い龍に横取りされてしまいます
そこで龍が嫌う葉で供物を包み
5色の紐で巻いて川に投げ込むと
無事に屈原のもとに届くようになりました
そのことから粽を食べると
「難を避ける」といわれています



お茶の世界ではこのような形を
チマキと呼びます
粽花入に庭で採れた著莪(しゃが)
をいれました



日本独自のお菓子は「柏餅」



柏は新芽が出るまで
古い葉が落ちないことから
「家系が絶えない」
縁起物として食べられています






海老澤宗香 茶道教室は
1周年を迎えることができました
応援してくださった
皆様ありがとうございました










 

 

 

 

【 marimekko茶会 お申し込み 】

日時 平成30年5月3日(祝) ・ 4日(祝)
10:00〜/10:45〜/11:30〜
13:00〜/13:45〜/14:30〜/15:15〜

会場 茨城県陶芸美術館
    当館地階オープンギャラリー
   マリメッコ茶室「真理庵」

席主  section
   沼尻宗真/海老澤宗香

定員 各回とも先着10名
   (先着順・事前予約可能)

参加費 500円

茨城県陶芸美術館にて
電話またはFAXでご予約受付中です
電話 0296-70-0011
FAX  0296-70-0012


※当日はこれまでの茶会記をまとめた
  section作品集 500円税別
 を茨城県陶芸美術館SHOPにて
 販売しております

 

 

 

 

 

【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

次回の

 

お稽古は 2018年 5月26日(土)

毎月 歳時記と和歌のお話しつき音譜

1月から夜7時の回も追加しました


ワークショップは 2018年5月27日(日)

茶道の神髄「侘び」を体感する

ワークショップですキラキラ

 

いずれも経験問わず募集中ですビックリマーク

見学も歓迎しております

事前にご予約をお願いいたします

Email : WAXWANE29.5@gmail.com
※WAXWANEは小文字にして

メール送信してください

 

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