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9月14日 九段教室 茶道稽古
生徒さんの暮らしに役立てていただくため
毎月 歳時記と和歌のお話をします
今回のテーマは「観月」
昨日9月13日は 中秋の名月 でした
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ
左京大夫顕輔
まさに昨夜の東京
古語では月の光を影と表現する
趣き深いですね
◆ なぜ月見といえば秋なの?
別名を 十五夜 といいますが
昔は同じくらい大切にされていた
十三夜 をご存知ですか
豊作を願う十五夜に対し
実りに感謝する十三夜
両日の月を拝まないことを
「片見月」といって
縁起が悪いものとしていました
今年の十三夜は 10月11日
覚えていたら夜空を眺めてみてください
季節の室礼もお楽しみください
清秋 風露香
午前中は
全4回で
・ご自宅での抹茶の点て方
・わび茶成立の歴史
・茶会のマナー
・和菓子にみる日本の四季
を学ぶ
午前中「入門コース」
今回は「わび茶成立の歴史」
3年間お家元の元で
あらゆる分野のスペシャリストから
教えていただいた知識の集結を
たった2時間でお伝えいたします
それだけではなく
毎回抹茶も点てます
暮らしの中でも茶の湯を
楽しんでいただけるよう
成長できる講座をめざしています
興味がある部分はそれぞれ
五感を通じて素晴らしい
日本文化に触れ
同席した皆さんのお話から
さらに学びは広がります
午後の「基礎コース」
では点前の稽古をします
午後も和歌と歳時記のお話から
帛紗さばきなど
基本の動作を確認してから
一緒に点前をしながら
それぞれの段階に合わせて
美しさに磨きをかけていきます
利休さんは
気が付いたらお茶が点っていた
そんな点前がよろしい
と仰っていますが
それは身体の隅々まで
神経をいきわたらせることで
達成できると思います
茶室と同じです
それにしても
皆さまの上達の速さには
驚くばかり
もうすぐ秋のお彼岸
手づくりの おはぎ と共に
家族と抹茶を楽しみたいと
話してくれた生徒さんも
豊かな文化を育んできた日本には
美しい暮らしのヒントが
たくさん眠っています
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
次回の稽古は
【入門コース】
・歳時記「開炉」
・秋の和歌
・茶会のマナー
【基本コース】
・歳時記「開炉」
・秋の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・歳時記「観月」
・秋の和歌
・四ヶ伝
経験問わず募集中です
見学も歓迎しております
事前にご予約をお願いいたします
Email : WAXWANE29.5@gmail.com
※WAXWANEは小文字にして
メール送信してください
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