10月茶道稽古 茨城 笠間〜中置・三夕の和歌〜/海老澤宗香 茶道教室 東京 九段・茨城 笠間


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10月2日〜5日
笠間教室 茶道稽古



「中置」をいたしました



来月 炉が開くまでに
徐々にお客さまへ温かい火を
近づけたい という
とても日本人らしい趣向です






中秋の名月も過ぎ
秋らしくなってまいりましたので
今月は「三夕の和歌」の
お話をいたしました



鎌倉時代につくられた
新古今和歌集から「秋の夕暮」
で終わる三首をさします



それは茶の湯の「侘び」の精神にもつながる
と古くから茶人にも注目されていました



茶室の床に初めて和歌を掛けた
武野紹鴎は「三夕の和歌」の中から
自分の茶の湯の精神に相応しいとして
定家の歌をとりあげています

見渡せば 花も紅葉もなかりけり

  浦の苫屋の 秋の夕暮

               藤原定家

これは
「春秋の花や紅葉が盛りの頃よりも
何気なく茂っている草陰のほうが美しい」
と言った 光源氏になったつもりで
定家がよんだ和歌です



他二首は僧侶がよんだ歌
山と水辺の風景からくる
漠然とした寂しさ 物悲しさ

さびしさは その色としもなかりけり

  槙立つ山の 秋の夕暮

               寂蓮

心なき 身にもあはれは知られけり

  鴫立つ沢の 秋の夕暮

               西行



そして
紹鴎の後 わび茶を大成した利休は
「三夕の和歌」ではない歌を
茶の湯の精神として取り上げます

花をのみ 待つらん人に山里の
  雪間の草の 春を見せばや

               藤原家隆

花が咲かない 春はまだかな
と待っている人に
春はもう来ていますよ と
積もった雪の間に芽吹いた若草を
見せてあげたい



茶室には今にも咲きそうな
蕾の花をいれることで
利休の精神を受け継ついでいます

冬木立を歩きながら
満開の桜を心待ちにしたり

散っていく桜を見ながら
鮮やかな紅葉を楽しみにする

廻る季節を感じる
希望に満ちた心が
わび茶の精神ではないでしょうか


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

 

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