立原位貫氏 一刀一絵 浮世絵の世界・京都での出会い・和菓子・とま屋/海老澤宗香 茶道教室 東京九段・茨城笠間

 

今回の京都の旅で素敵な出会いがありました
友人の勧めで寄った
わらび餅が美味しい和菓子屋さん
 とま屋
店内にあったポストカードに見入っていると
和服を着た女性の店主さんが
「主人の作品なんですよ」
更に
「よかったら
オリジナルを見ていきませんか」
と声をかけて下さいました

ステンドグラスなどをつかった
お洒落なお店ですが
喫茶として開放しているお部屋も
洗練されたなアンティーク家具が置かれ
壁にさりげなく旦那様の作品を掛けた
重厚で贅沢な空間です

ポストカードとは違う鮮やかな発色
和紙の質感が作品に深みを加えていました

実は店主さん
浮世絵師 立原位貫 氏
奥様だったのです

以前 萩焼の窯を訪れた際に
美術館に寄ると
偶然 立原位貫展が開催されていて
作品を拝見していました
特別な縁を感じました

私は今まで葛飾北斎や歌川広重の
構図や配色の素晴らしさに感動して
作品集など見ていましたが
浮世絵はもっともっと奥深かったのです

浮世絵は「染色」で
和紙の繊維を染めると
内側から発光するそうです

木版画とは思えない細く柔らかな線や
繊細な色彩のグラデーションは
衝撃的でした

帰り際には
立原氏が書かれた本を
貸してくださいました



浮世絵を復刻するまでの道のりだけでなく
生い立ちや周囲の方たちとのエピソードもあり
壮絶な内容ながら
穏やかな雰囲気が漂い
心に染み入る1冊でした

立原氏は 「江戸時代の浮世絵」 を
復刻されたかた唯一のかたです

というのは 現代摺られた浮世絵は
和紙も絵の具も当時の物とは違うのです
そうなると発色が全く変わってしまいます


そして浮世絵は 絵師・彫師・摺師 の
分担作業であった工程を
全てお一人でやってしまうという
とてつもない浮世絵師

木板 和紙 絵の具 道具
それぞれの職人の元に何度も足を運び
頼み込んで一緒に江戸時代と同じ物を
復活させました

昔の物は出来上がるまでの作業量が多いです
人々の負担を軽くしようと
様々な便利な物が開発されました
しかしあくまでも
表面的な「代用」であり
失われる物も多かったのだと知りました

立原氏はオリジナル作品も多くつくっていて
その場合には作品に合わせて
西洋の絵の具を使ったり
柔軟に制作を楽しむかたでした


喫茶スペースの家具も
立原氏が置いたもので
奥様は
美との出会いが彼の生き甲斐だった
と仰っていました

 



「守破離」
「温故知新」
言葉はありますが
実際に始まりを
学び 行い 実践 する
というのは大変な事です

Simple is best.
始めからシンプルと
沢山身につけ削ぎ落としたシンプル
では格段に違うのです

京都の修行では
自分の炊く炭を切り
灰を振るい
掃除も雑巾縫いから始まりました
花や行事を通じて
季節の移ろいを肌で感じ
暮らしました
本質を見極め一本筋を通して
そこから枝葉を伸ばすことが大切です

立原氏ほど孤高なる戦いではありませんが
日本の素晴らしさが失われていく事への
焦りと危機感は共感いたします
微力ながら私が出来ることから
誇らしい日本を伝える活動を

続けていきたいです

 

 

 

 

 

 

 

 

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