4月茶道稽古 端午の節句・鯉のぼり・菖蒲・薬玉・粽・柏餅・早乙女/海老澤宗香 茶道教室 東京九段・茨城笠間



4月22日
海老澤 宗香 茶道教室
記念すべき第1回目のお稽古をしました

生徒さんの暮らしに役立ていただくために
お稽古の内容は 季節の先取りをしました
今回は 端午の節句 です

「千山 添翠色」
みるみる透明感ある緑色に染まってゆく山々が
目の前に浮かびます
文字だけで壮大な景色を思い描くことができる
日本人は素晴らしいですね





お花は菖蒲を立鼓の花入れにいれました
菖蒲のシュッとした姿は刀にも例えられ
鎧兜の迫力にも負けない強さを持ったお花ですが
端午の節句には欠かすことのできない存在

室礼は現代風に男の子の成長を願う節句をイメージしましたが



お稽古が始まる前の和歌と歳時記のお話では
古来からあった端午の節句を説明させていただきました



「ほととぎす なきつる方を ながむれば
ただ有明の 月ぞ残れる」

ほととぎすは5月に日本に渡ってくる鳥で
夜に鳴く鳥として珍重されてきました

日本最古の随筆 枕草子 にも「忍音」
(その年一番最初に聞くほととぎすの鳴き声)
を我先に聞こうと夜を徹するさまが書かれています

そして清少納言は5月5日の節句を最も素晴らしいと称え
当時の行事や生活の様子を細かく書いているのです

原文と現代語訳で本来の端午の節句を学びました



全く茶道の経験が無い方も3名入門してくださいました
立ち座りから歩き方 美しい礼のコツなど基本から始め
薄茶と濃茶のお客様まで体験



私が初めて濃茶を飲んだ時には衝撃的雷だったので
不安だったのですが・・・
「お茶の甘さをより強く感じた」
「とっても美味しい照れ
との感想をいただきひと安心DASH!

 

お菓子は大きてモチモチの 柏餅ラブラブ

同じくこの時期に喜ばれる 粽 の由来は中国の故事ですが

柏餅は日本独自の文化なのです

柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから

「家系が絶えない」ようにと願いが込められています




作法や点前順序は茶道の精神性を形にした大切な部分ですが
それよりも現代の日本人にとって必要なのは
室礼や銘や菓子によって季節感を取り入れ
それを五感で感じるということです
私の教室では五感を十分に満たすだけではなく
さらに広がりや深みを持っていただけるように
歴史や文学から抽出して伝えるように努めております

 

 

次回のお稽古は 5月27日(土) です

午前の部 10時から

午後の部 3時から

詳細は下記あんないをご覧ください

【茶道教室のごあんない】

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